レガシィ施工例 1
BHのアルミボンネットです。予想以上に深いです。裏の状況によりリペアの難易度が大きく変わります。
ここは半分補強にかかっていたので約2時間かけてじっくりリペア。
アルミ特有のねばりもあり肌を壊さずにリペアするのに大変苦労しました。
ディーラーさんではやはり交換しかないと言われたそうです。
レガシィ施工例 2
BPのリヤドア、典型的なドアパンチです。歪みを入れると約5センチ弱、塗装面は無傷でした。
ドア中央部はツール環境もよくこの程度であれば短時間でのリペアが可能です。これより下になるとビームがからんできますので場所によっては内張りを外しビームのシーリングを一部カットしたりと作業者ごとにアプローチが変わってきます。
基本的な技術があれば全く問題のないレベルです。仕上がりは条件が良いためリペア跡は認識出来ないレベルが可能です。
ちなみにこのへこみ、ディーラーさんでのデントリペア見積もり30000円、板金塗装で60000円だったそうです。
当店にて18000円、施工時間はトータル(施工準備含)で1時間弱でした。
デントリペアの場合、作業者が直接へこみを見て状況を判断することが重要です。
レガシィ施工例 3
施工例より抜粋・・・BHのフロントフェンダー、D型です。フロントフェンダーのリペアは一般的にはタイヤハウス内が多いのですが前方のためライトユニットを外してのリペアになりました。ユニットの取り外し方はA〜D型まで共通ですがD型は微妙に形状が違うので少しだけ外しやすくなっています(それでもギリギリ・・スバルさんなんとかしてください^_^;)
取り外しの際は周囲をマスキングして傷を防止する必要があります。
レガシィ(全般に言えることですが・・)をリペアする際はマスキングテープは必要以上に使用します。
レガシィ施工例 4
BPのリヤゲート・・・アルミですね。これは直径約1.5センチ、ほんの僅かですが一度見つけたオーナーさんからしてみればやはりショックでしょう・・・こんなへこみでももしかしたら「アルミだから〜」とか「交換になります〜」とか言われてしまう可能性があります・・・が本来この程度であれば通常にリペア出来ますので当店では割り増しもしません。
(通常のリペアと同額です)、実際このへこみも内張りを外すこともなく短時間でリペア完了いたしました。
レガシィ施工例 5
BGレガシィワゴンのフロントフェンダーに約10cmのへこみです。このようなへこみの場合、フェンダーで手が入るからと裏から無理に押し出そうとするとかえってぼこぼこになってしまったりします。表から引っ張る道具でも同様のことが言えます。
へこんだ部位だけでなく周囲への影響等を見極めて処理しないと本来の仕上がりにはなりません。
(例えば・・・ビールの缶を一度指でへこませた後戻してみてください・・・直ったように見えても上下の折れや歪みが残りますよね?
車の鉄板はさらにその性質や形状が様々なため簡単に元通り、というわけにはいかないのです)
レガシィ施工例 6
BHのドアのほぼ真中、典型的なドアパンチ約4cmです。正面から見てもわからず斜めから見ると光が歪んで見えるといった感じの浅いへこみです。サイドインパクトビームの少し上なので内張りを外すこともなく短時間で終了しました。
レガシィ施工例 7
こちらもドアパンチですが衝撃はかなりのものと思われます(正面からもはっきりとわかる深いへこみです)
ドア上部のプレスラインから下部のモールまで約15cm縦に歪んでいました。
サイドインパクトビームにもかかっているため内張りを外してのリペア、この前の4cmのリペアに比べ難易度はかなり高くなります。
インパクトビーム裏はシーリングされているのでツールを通すため一部カット(これもやたらと切ってしまうとかえって歪みを広げてしまいます)
歪みがどこまで取りきれるかは作業者の経験、こだわりが最も左右されるかもしれません。
レガシィ施工例 8
B4(BE5)のリヤドアです。構造はBHも同じですが前頁でも説明してあるとおりこのドアはプレスラインから上が袋構造になっていて窓の隙間からはもちろん内張りを外しても素直にツールアクセス出来ません。しかもこのへこみがある高さはちょうど鉄板の合わせ目になっていて外板との隙間がほとんどなくさらに厳しい場所になります。通常この程度のへこみ(約3センチ)であれば短時間でリペア出来ますがそのような理由から1時間以上かけてリペアしました。ツールが入らないから出来ないと言ってしまえばそれまでですが当店では少しでも可能性がある限りお客様のご期待に応えられるようにしています。
レガシィ施工例 9
BHのリヤドアです。上の施工例と同様の場所ですがツールアクセスは全く変わります。
素直にツールアクセス出来ない場所なので業者さんごとの対応が違う場所かもしれません。
レガシィ施工例 10
BPのフロントドア、ミラーの下です。少し深めですがツールアクセスが容易なので問題なく終了。
これが少しでも上にあると一気にツールアクセスが難しくなり場合によっては施工不可能な時もあります。
レガシィ施工例 11
BEリヤクォーター・・・いたずらによるものと思われます。プレスラインが完全に潰れています・・・BE,BHのプレスラインは形状が複雑なので違和感なく仕上げるのが大変です。ツールアクセスは出来ますが給油口の手前に補強がありそこまで押し込まれていたのでリペア後も若干の歪みが残ります。
通常は板金塗装をおすすめしますがお客様と充分お話しの上今回はリペアさせていただきました。
レガシィ施工例 12
B4(BL)のアルミボンネットです。傷もあるためへこみのみの修復になりますがここまで深いと塗装割れのリスクもあるので慎重なリペアになります。通常はボンネット交換と言われてしまうでしょうが基本的にアルミでもリペアは可能です。
もしこのような傷が出来た場合はリペアした後にタッチアップすることをおすすめします。
ちなみに現行型はこのようにツールアクセス出来ますがBH,BEは鉄板2重部分のため裏からのリペア不可です。
レガシィ施工例 13
B4(BL)のドアです。通常のエクボ、ドアパンチではなく約15センチで鉄板の伸びもありました。
なんでも自転車に乗ったおばちゃんが倒れ掛かってきて肘で押し込まれたようです。
ツールアクセスが楽だったとはいえ約2時間かけて仕上げました。
このサイズだと通常ディーラーさんでは板金塗装を薦められると思います。
レガシィ施工例 14
BPのドア、モール下デントです。斜めに約10cmありました。内張りを外しての作業になります。
モール下とはいえ一度見つけると気になりますよね?これは真中辺りだったのでまだ問題ありませんがこれが前方にあればあるほど作業性は悪くなり難易度が高くなります。
レガシィ施工例 15
BPリヤドア、まだ走行2000?弱での強烈なドアパンチです。
中心が深くパネルの上から下まで歪みがあり違和感なく仕上げるのに苦労しました。
レガシィ施工例 16
BE運転席ドアに約7センチ・・・この場所、最悪です(T_T) プレスラインより上はただでさえ袋状のためツール環境が悪いです。
これは前方ドアミラー付近で内張りを外しても基本的にアクセス不可でしたが何とかリペアしました(歪みが少し残りました)
レガシィ施工例 17
BPのアルミボンネットに悪戯による約15センチのへこみ、プレスラインが潰れていました。
ボンネット先端は裏を見てもらえばわかりますが袋状になっていてツールアクセス出来る場所が制限されます。
通常は交換(約15万)ですが時間をかけてここまで仕上げることが出来ました(リペアの可否は状況によって変わります)
レガシィ施工例 18
BHのフロントフェンダーのアーチ部分です。少し深く目立っていました。
ここはツールアクセスは出来ますがとても硬い場所なので慎重な作業が要求されます。
レガシィ施工例 19
BHテールレンズ下に約2cm・・・小さくても存在感をはっきりと主張(せんでも良いのに・・)
これで板金塗装では勿体無いです、ここも鉄板の弾力がない場所なので難しいです(小さくても侮れません)
レガシィ施工例 20
こちらもBHテールレンズ下・・・上のパネルと同じですが少し左側ですね。実はこの場所左下の写真の通り鉄板の合わせ目でへこみのちょうど裏当たりはほとんど隙間がありません(1ミリ程度)(T_T)
さらにその隙間にシーリング処理してあるので既存のツールは全く入りませんでした。
たった1センチのへこみですがこんな時は大変です^_^;・・・が、 なんとか自作ツールにてリペアしました。
レガシィ施工例 21
BGグランドワゴンのドア、モール下に大きく2ヶ所のへこみがあり周囲にも歪み・・・
プレスにも影響が及んでいたのでなかなか上がってきませんでした。
また前のへこみの上部に亀裂がありました。このような場合は裏から押し出した際、亀裂が広がる恐れもあります。
直接お客様と充分なお話をさせていただいた上施工するかどうかを決定します。
レガシィ施工例 22
BHのリヤドア、ドアノブ後方のため裏の隙間がほとんどない場所ですね。
上からはアクセス出来ないので内張りを外します、ご覧のようにへこみの裏周辺は障害物がぎっしり・・・
今回はドア下方(右下写真)よりツールアクセスしましたが少しでも位置が変わればまた違うところからアクセスしていたかもしれません(ドアノブパーツを外すこともあります)
ツール環境が悪いのでやはり少し時間がかかります。
レガシィ施工例 23
BPのリヤドア下部、自転車に擦られた横線状のへこみです。このような形状のへこみは塗装肌を壊している場合が多くあまり深過ぎると跡が若干残る可能性があります。
これは時間をかけて肌を再現することが出来ました。
レガシィ施工例 24
BHのリヤゲートです。エンブレムのすぐ上なので小さくても気になりますね。
2センチなので料金は12000円(ルーフ以外は基本的に内張り脱着込です)
レガシィ施工例 25
BH、酔っ払いによる悪戯(膝蹴りか?)によるものです。リヤクォーター部は板金塗装となるとかなり大掛かりです。
ガラスはもちろん周辺パーツの脱着、塗装範囲も広くなるのでどうぢても料金もかかります。
ちなみにこれでディーラー見積もり16万(手間を考えると妥当な金額ですが)・・・デントリペアなら約4分の1以下で可能です。
レガシィ施工例 26
BLのリヤドアモール下に広範囲のへこみ&歪み、ちょうどへこみの下部にサイドインパクトビームがありそれが歪みを作る原因になっていました。浅くても歪みを除去するのに時間がかかるパターンです。
レガシィ施工例 27
BEのリヤドアに約15センチ、ドアパンチにしてはでか過ぎ?おそらく悪戯と思われます。
さすがに鉄板が伸びきっていて若干の歪みを残しましたが他のドアノブ周辺同様違和感のないようにし仕上げることが出来ました。