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デデントリマンのデントリペア日記|東京都町田市のデントリペア専門店 Y's FACTORY

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デントマンのデントリペア日記

ニューアイテムは使えるのか?

デントリペア・・・その基本はまず”裏から押す”・・・これに尽きます!

ただ!?その裏から押すと言っても”ここらへん?”とか曖昧なレベルではなく塗装肌単位での超ピンポイントでの精密なレベルを要求されるのですが、もちろんへこみの裏は原則見えませんから押した際の表面の僅かな変化からそのポイントを見極める必要があります。っと!想像していただければこの技術の習得がどれだけ難しいかがご理解いただけるかと思います。そして最新のデントリペア技術に於いてはこの裏から押す基本中の基本に加えて”表から叩く”ということも同様に大切で実際の現場ではその両方を使いこなせなければ生き残れない時代になっていることも事実です。

っと難しいことを言ってますがこれってどの商売でも同様ですから現状に満足することなく私達も日々勉強を怠ってはいけないんですね。

っとまあ、前置きはさておき!? こちら・・・デントリペアツールとして新たに導入したシステムです。

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その名も・・・T-Hot box !? はて?何のこっちゃ?ですよね。

いわゆるIHコンロと同じ理論を利用しているこの機械、”鉄は加熱すると膨張する”という原理を使って塗装ではなく鉄板だけをピンポイントで加熱することが出来ます。

この商品・・・海外からの輸入ツールなのですが当店がガラスリペアで使用している機材の販売元でもあるグラスウェルドジャパン様がこの度、日本での正規販売元として販売を開始したツールです。当店、こちらの正規施工代理店でもあり日頃からとてもお世話になっている中谷社長(奥様共々ガラスリペアのスペシャリストです)が先日わざわざデモ機を持ってお立ち寄りいただいたのでその実力を試してみました!(っていうか?既に価格も聞かずに発注していた私ですが・・^_^;)

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ドアに2センチ程の浅いへこみです・・・ツールアクセスが良ければ通常のデントリペアであっという間に直るレベルですがここは我慢してHot boxにてリペアしていきましょう^_^;

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本体の電源を入れてから数秒で準備完了の電子音、さすがIHですね。加熱時間が0.5秒~4秒までセット出来ますがまずは最短の0.5秒にセットしてアタッチメントをへこみに当てて赤いボタンを押すと?

”ピピピ”という電子音と共に・・・

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実際には1回ではなく何回かにわけて加熱することで・・・見事にへこみを中心として盛り上がりましたね。

そしてそのまま放置しておくと・・・え~~と!?冷えて戻ろうとするのですが(;_:) ポイントを押さえて加熱することで中心がプラス方向に変化します、 ここでデントリペア技術の叩き”ポンチング”を併用しつつ、それを何回か繰り返して何とかリペア完了となりました。

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ってことでこのへこみに関してはこのHot boxを”併用”してうまくリペア出来ましたが、やはりしっかり仕上げる・・・本来のデントリペアの仕上がりにするためにはまずはデントリペアの技術あってこそ!と実感ですね。

プロ仕様のツールですから使いこなせれば大きな武器になりますが、使いこなせないとメリットどころか取り返しのつかない惨事になったり!?します。

塗装には直接加熱されないといっても鉄板が過熱されるのですから一点に集中して過熱を繰り返すと塗装が”沸騰”します(怖~~)

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こんな風に(スクール練習用パネルですよ・・)(@_@)

あとは深いへこみには対応不可だったり、パネルの場所によってはへこみが浅くなるのではなく?さらに深なってしまったり(物理学も勉強しないと・・大袈裟か(^-^;・・)します。っとデメリットも多いのですがそれは通常の接着剤によるプーリングツールでも同じことが言えます。

ようするにツールとしてうま~~く使いこなせるかどうか!ってことですね(^^♪

近いうちに同業のデントマン達が集まるのでその時にみんなでわいわい試してもらって色々意見を交わしてみようと思います。。。

 

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