デントリペアはエクボやドアパンチと言われる傷のない小さなへこみには最も効果的な修理法です！・・・これはまぎれもない事実であります。

が？？へこみの場所が悪かったりすると一気に難易度があがり時にはどうにもならず”リペア不可”なんてこともありその見極めも含めてどんなに経験を重ねても決して極めることが出来ない奥の深～い・・・だからこそやりがいのある技術でもあるのです。

リヤドアの後方、場所で言うとクォーターパネル（リヤフェンダー）の狭い場所にサイズは3センチほどですがちょっと深いへこみです。

これ、厳しかったっす(@_@)　この場所はフロントフェンダーと違ってタイヤハウス内からは直接へこみの裏を触ることが不可能・・・車種によっては内装を外したり、タイヤハウス内に小さな穴を開けて工具アクセスさせることも可能ですが、この車はその空間もほとんどないので穴あけするにしてもリスクが高過ぎ( 一一)

そこで今回も表から引き出すプーリング法となるのですが僅かですがパネルの縁にも影響を及ぼしているので”一筋縄”ではいかず難儀しました。

それでもお引き受けしたからには全力でリペアするしかありません・・・ひたすら表から引張りと叩きを繰り返すこと約2時間！無事リペア完了です。

オーナー様は今回で確か3回目？のリピーター様、初めてご依頼いただいたのが平成16年4月ですからもう10年前！作業前には仕上がり予測やリペア中のリスク（塗装剥がれ等の可能性）も全てご理解いただき私に託していただきましたが、そのご期待にしっかりお応え出来ましたので本当に良かった(^^♪

今回ご依頼いただいたお車はこちら・・・メルセデスベンツC200。通常ですとディーラーさん等で板金塗装となるとリヤドア及びクォーターパネルの2面塗装で間違いなく15万~コースになるケースかと思います。

今回お役に立てたデントリペアの料金・・・3センチ＝16200円（税込）が正規お見積りとなりますが、リピーター様ですので10%オフの14580円（税込）となります。

これ、決して”安かろう悪かろう”修理ではありませんよ！新車のオリジナル塗装そのままに復元しているので色違い等の経年劣化もありませんので、まさに理想的な修理法となります。正しい技術を持っていて且つリペア可能な条件に合えばこれほど理に適った修理法は他には考えられない・・・ただやればやるほどとてつもなく難しい(;_;)　それでもお役に立てた時にはオーナー様にも超喜んでいただけるので本当にやりがいのある素晴らしい仕事だと思い日々精進しております。。。