プリウスαのルーフに出来たへこみ・・・洗車していたら見つけてしまったとのことでもう気になって仕方ないので今回色々調べられてデントリペアの選択となったオーナー様。

通常ですとこのようなルーフのへこみの場合・・・内張りの脱着が必須なケースなんですが、今回はオーナー様より表から引っ張る”プーリングツール”でのリペアのご希望でした。

さすがに調べまくったオーナー様ですね(^^ゞ　私がいつもしている事前説明の内容でもあるプーリングのメリット＆デメリットも充分ご理解いただいていましたのでスムースに作業に入ることが出来ました。

まさしく正解ですね！事実このようなへこみの場合は通常の内張り脱着しての裏からのリペアはもちろんプーリングツールでのリペアもご説明させていただくケースです。作業リスクもほとんどないと言って良いうえに仕上がりも通常のリペアと遜色ないレベル！おまけに内張りの脱着代もかかりませんから短時間でしかもお財布にも優しいと・・・充分メリットを感じていただけますね(^^♪

そしてこちらはアルファードのルーフサイド（ドアの上部です）ですが、ここは完全に袋構造なので裏からのツールアクセスは不可能な箇所になります。

ここは迷わずプーリングツールの出番ですね！

”ツールが入らないからデントリペアは無理 ですよ”っと他のショップで言われてしまったオーナー様なんですがこちらも諦めずに調べまくってのご来店でした。でもこんな小さなエクボで板金塗装するのは勿体無いですよね～～(;_:)

何度か引き出しては叩いて微調整を繰り返して・・・ちょっと中心が鋭かったのですがそれほど伸びていなかったのできっちりリペア完了です！

傷のない小さなへこみであればこのようにツールアクセスが出来ない箇所でも充分にリペア出来る可能性はありますので諦めずにご相談くださいね(^^♪

しかし？まさかまさかなんですが？？

うちのサービスカーのMINI を店内に入れると何やら違和感を感じ？見ると・・・リヤフェンダー上部にエクボ発見(>_<)

うぬぬ～～(ーー;)　いつの間に・・・

うぉ～、見つけたらもう我慢出来ませんね・・・こんな時にお越しいただくお客様のお気持ちがよ～くわかるってもんです^_^;

え～っと、この場所は・・・リヤシートを外して（よいしょ）、内張りを外して（よっこらしょ）、スピーカーを外して（ふぅ～）などなど ツールアクセスさせるには結構大変な車なんですよね(ーー;)

まあ、でもここまでの話の流れからいくと？

プーリングにてあっさりリペア完了～～、もちろん仕上がりもばっちりですよ(^^♪

あ～すっきりした。

ちなみに使用したツールはこれだけ

そう！たったこれだけ・・・

ってとっても簡単そうにやっているようにしか見えないかと思いますが（実際に見ていただいてもそうなんですが^_^;）、これ本当に自在に扱えるようになるには大変なんです(^^ゞ

こんな小さなへこみだったら本当に諦めないでくださいね(^^♪

まずはツールアクセスが可能かどうかを探り・・・ツールアクセスが厳しくても何とかリペア出来る技術を！そしてツールアクセスが不可能な箇所でもリペア出来る技術も合わせて追求し続けなくてはいけませんね。。。